「暫定版」の但し書きをしました。
Webと家系図の親和性は非常に低く、必要充分な情報を網羅しつつ、リンクなどの転用が容易で、且つ視覚的にわかりやすいもの…というのは未だに模索中です。ここでは試用版としてヨーロッパの家系図サイト上でよく使われている、エクスプローラ的な階層状の書き方のみを残しました(過去に作成した画像版は削除しています)。
ナッサウ伯たちの活動の場はオランダ・ドイツ両国にまたがるため、その人物の生涯において、どちらにより重きを置いていたかで表記を蘭語・独語に分けています。
リスト表記家系図(タテ型/テキスト)
正式になんというのかわかりませんが、ヨーロッパの家系図サイト上でよく使われている、エクスプローラ的な階層状の書き方です。横に広がらない、テキストだけで表記できる、リンクも張れる、と、Webに使うには便利ですが、いかんせん視覚的には非常に見づらいです。
ので、とりあえず、ウィレム沈黙公たち5人兄弟を起点として、ウィレム四世までの成人した男子のみを記載しました。リンクのある人物は、サイト内に記事があります。
家系図(リスト型テキスト)
- ウィレム一世【オランイェ公】
- フィリップス=ウィレム ×
- マウリッツ ×
- フレデリク=ヘンドリク
- ウィレム二世
- ウィレム三世 × → ヨハン=ウィレム=フリソ
- ウィレム二世
- ヤン六世【ナッサウ伯】
- ウィレム=ローデウェイク 【ナッサウ=ディレンブルク伯】 ×
- ヤン七世【ナッサウ=ジーゲン伯】
- ハンス=エルンスト ×
- ヤン八世【ナッサウ=ジーゲン伯(カトリック分家)】
- ヨハン=フランツ=デジデラトス 【ナッサウ=ジーゲン伯/侯(カトリック分家)】
- ヴィルヘルム=ヒヤシンス × → フリードリヒ一世ヴィルヘルム
- アレクシス × (聖職)
- フランツ=フーゴー ×
- エマヌエル=イグナチウス ×
- ヨハン=フランツ=デジデラトス 【ナッサウ=ジーゲン伯/侯(カトリック分家)】
- アドルフ ×
- ウィレム【ナッサウ=ヒルヒェンバッハ伯 (一代限り)】
- マウリッツ=フレデリク ×
- ヨハン=マウリッツ ×
- ゲオルク=フリッツ=ルートヴィヒ × 【ナッサウ=ジーゲン伯/侯(プロテスタント分家)】
- ヴィルヘルム=オットー
- ハインリヒ
- ヴィルヘルム=モーリッツ
- フリードリヒ一世ヴィルヘルム 【ナッサウ=ジーゲン侯(再統一)】
- フリードリヒ二世ヴィルヘルム × → ウィレム四世
- クリスティアン
- ヨハン二世エルンスト
- ゲオルク【ナッサウ=バイルシュタイン伯】 → 【ナッサウ=ディレンブルク伯】
- ゲオルク二世
- ルートヴィヒ=ハインリヒ 【ナッサウ=ディレンブルク伯/侯】
- ゲオルク=ルートヴィヒ
- ハインリヒ
- ヴィルヘルム二世 ×
- クリスティアン × → ウィレム四世
- ハインリヒ
- アドルフ 【ナッサウ=シャウムブルク伯 × (一代限り)】
- ゲオルク=ルートヴィヒ
- アルプレヒト ×
- フィリップス ×
- エルンスト=カシミール【ナッサウ=ディーツ伯】
- ヘンドリク一世カシミール ×
- ウィレム=フレデリク【ナッサウ=ディーツ伯/侯】
- ヘンドリク二世カシミール
- ヨハン=ウィレム=フリソ 【オランイェ公】
- ウィレム四世
- ヨハン=ウィレム=フリソ 【オランイェ公】
- ヘンドリク二世カシミール
- ローデウェイク=ヒュンテル ×
- ヨハン=ルートヴィヒ【ナッサウ=ハダマール伯/侯】
- モーリッツ=ハインリヒ
- フランツ=アレクサンダー × → クリスティアン
- へルマン=オットー × (聖職)
- ヨハン=エルンスト ×
- フランツ=ベルンハルト × (聖職)
- モーリッツ=ハインリヒ
- ルートヴィヒ ×
- アドルフ ×
- ハインリヒ ×
凡例および備考(リスト型テキスト)
- 【】 称号・タイトル
- ナッサウ家は、ヤン六世の死後に5つの分家が興されます(ディレンブルク、バイルシュタイン、ジーゲン、ディーツ、ハダマール)
- バイルシュタイン家は早い段階でディレンブルク家と統合し、分家は4つとなります
- ジーゲン家はカトリック系とプロテスタント系に分裂しますが、プロテスタント系に再統合します
- ナッサウ4家は、1650-60年代に、相次いで伯から侯へ昇格しています
- ウィレム三世の死後、オランイェ公はディーツ家のヨハン=ウィレム=フリソに継承されました
- オランイェ公および、ヤン六世の時代に分家したナッサウ諸家は、最終的にウィレム四世ただひとりに集約されることになります
- 数字 その世代での兄弟順(成人した男子のみ数えています)
- × その人物に男系の子孫がない場合
- → 直系の男系の子孫がなく、他の一族の人物に継承される場合
家系図(女系含む)
ウィレム一世の妹や娘たちの嫁ぎ先に関係する親族も多いため、女系を含む家系図も作成しました。上記の家系図と比べ、ウィレム一世から数えて三代目まで、且つ、当サイト内に頻出する人物のみに限定しています。
ファン・デン=ベルフ伯は40年にわたり敵方として戦った相手、また、ゾルムス=ブラウンフェルス伯はフレデリク=ヘンドリク時代に姻戚となります。
- ウィレム一世【オランイェ公】
- フィリップス=ウィレム ×
- マウリッツ ×
- ルイーゼ=ユリアナ【プファルツ選帝侯】
- フリードリヒ五世(冬王)
- エリーザベト【ブイヨン公】
- フレデリク=モーリス
- アンリ(テュレンヌ元帥)
- カタリナ=ベルギカ【ハーナウ=ミュンツェンブルク伯】
- フレデリク=ヘンドリク
- ヤン六世【ナッサウ伯】
- ウィレム=ローデウェイク 【ナッサウ=ディレンブルク伯】 ×
- ヤン七世【ナッサウ=ジーゲン伯】
- ゲオルク【ナッサウ=バイルシュタイン伯】 → 【ナッサウ=ディレンブルク伯】
- ゲオルク二世
- ルートヴィヒ=ハインリヒ 【ナッサウ=ディレンブルク伯/侯】
- アルプレヒト ×
- フィリップス ×
- エルンスト=カシミール【ナッサウ=ディーツ伯】
- ヘンドリク一世カシミール ×
- ウィレム=フレデリク【ナッサウ=ディーツ伯/侯】
- ローデウェイク=ヒュンテル ×
- ヨハン=ルートヴィヒ【ナッサウ=ハダマール伯/侯】
- マリア【ファン・デン=ベルフ伯】
- ヘルマン
- フレデリク
- ヘンドリク
- エリーザベト 【ゾルムス=ブラウンフェルス伯】
- ヨハン一世アルプレヒト
- ヨハン二世アルプレヒト
- アマーリア
- エルンスト
- ヨハン一世アルプレヒト
- マグダレーナ【ホーエンローエ=ノイエンシュタイン伯】
- ゲオルク=フリードリヒ
- フィリップ=エルンスト
リファレンス
- Ditzhuyzen, “Woordenboek”