フレデリク=ヘンドリク期

Prins Frederik Hendrik en graaf Ernst Casimir bij het beleg van 's-Hertogenbosch, 1629 (Pauwels van Hillegaert, 1635)

Paulus van Hillegaert (1629-1635) In Wikimedia Commons『スヘルトヘンボス攻囲戦のフレデリク=ヘンドリクとエルンスト=カシミール』

八十年戦争期間中の戦闘の一覧です。海戦は別項のため、ここでは陸戦のみです。

時代区分に方法については、オランダ語版ウィキペディアの一覧表と時代区分を参照しました(”Lijst van gevechten in de Tachtigjarige OorlogIn Wikipedia: De vrije encyclopedie)。オランダで採用している時代区分は、「9年」「10年」「11年」「12年」と数字で続いていくのでわかりやすいですね。

基本的に、各個別の戦闘に関しては、日本語で読める資料はほとんどありません。そのため当サイト内でも更新頻度はあまり高くありません。

最終局面とはいうものの、27年間との長期にわたります。また、三十年戦争とも完全に期間がかぶっている時期です。(1618-1621/3までは、オランダは休戦期のため、三十年戦争には正式に関わっていません)。

ブライテンフェルトやロクロワなど、三十年戦争の他の地域では野戦が華やかですが、この時期オランダでは野戦らしい野戦がありません。

マウリッツ期よりも戦争の数自体は少ないですが、ひとつひとつの攻囲戦が大規模化し、期間も長く、戦費もそれぞれ数倍かかっていることも特徴です。

「Dutch Armies of the 80 Years’ War」では、「Coalition War」(同盟戦争)と表現されています。

最後の戦い 1621-1648

凡例

訳語は下記のとおりあてています。

  • oorlog/war = 戦争。「八十年戦争」のように総称を指すもの。
  • beleg/siege = 攻囲戦。八十年戦争期の戦闘はこれが大半です。
  • slag/battle= 戦い(野戦)または海戦。野戦・海戦いずれもslagと表記されており、あまり下記のように限定的に書かれることはないようです。日本語で「~の野戦」と書かれることはあまりないので、「~の戦い」としています。
    • veldslag/fieldbattle = 野戦
    • zeeslag/seabattle = 海戦
  • inname/capture = 占領または奪還。戦闘行為を伴わないか、または奇襲による若干の戦闘行為があった場合。
  • ontzet/relief = 解放または救援。攻囲されている側が持ちこたえた場合。
  • veldtocht/campaign =遠征。英語だと「軍事作戦」の意味が強いですが、意味内容からも、オランダ語辞書の記述に合わせています。

各戦闘は、まず下記のような表で視覚的にわかりやすく示した後、経緯などを詳述します。

戦闘名 および 日付
対戦国 flag_nl.gif オランダ / flag_en.gif イングランド flag_es.gif スペイン
勝 敗 ○・×・△で表示 ○・×・△で表示
参加者 具体的な参加者名・兵力など 具体的な参加者名・兵力など