- スウェーデン国王 Kung Gustav II Adolf av Sverige
- 生年: 1594/12/9 ストックホルム(スウェーデン)
- 没年: 1632/11/6 リュッツェン(独)
生涯
三十年戦争で最も有名な登場人物ともいえるスウェーデン国王。ドイツ介入後のイメージが強いですが、軍事・経済・文化振興・法整備など、その治世でおこなった政治に関しても有能さを発揮しています。グスタフ自身の直接的なオランダとの関係はあまりありませんが、オランダの軍制改革の継承者であり、それを発展・完成させた功績者です。詳細は、「オランダの軍制改革」「スウェーデンの軍制改革」へ。
なお、エヴァという愛人が有名ですが、ほかに、オランダ人の愛人・マルガレータとの間に、私生児グスタフ・ヴァーサボリが居ます。
* 各国元首その他オランダ以外を主要な活躍の場としている人物については、サイトの主旨上、オランダと直接関わった事項または八十年戦争(三十年戦争)期間中の行動について記載しています。そのため逆に、その人物の大まかな伝記ではあまり出てこないエピソードがメインになることもあるかもしれません。
リファレンス
ヘンティは小説。
- ウェッジウッド, C.V. (瀬原義生 訳)『ドイツ三十年戦争』刀水書房、2003年
- 1911 Encyclopædia Britannica
- “ADB“
- “NIE“
- G.A. Henty The Lion of the North, 1886