軍幕にはアジアやアフリカの見学者が訪問することも!
たまにはこんな趣向も、と思い、中途採用募集広告風の記事を作成してみました。某有名転職サイトに載っていた、某ゲーム企業の広告をベースにしています。求人メッセージは別の会社のを参考。
1604年、オーステンデ陥落を前に部下の将校を多く亡くしてしまったため、ナッサウ伯エルンスト=カシミールは、ドイツの兄ヤン七世に候補者をどんどん送って欲しいと要望を出しています。その時期と内容の設定としました。(1グルデン≒10,000円 として換算して金額のイメージつけてみてください)。
★お遊び記事です。応募しても必ず不採用になります(笑)!
★この記事はどのような企業・団体とも一切全く何の関係もありません。
オランダ共和国軍・ドイツ連隊★「オランダ東インド会社」の後援を受ける成長団体!未経験者歓迎
- 事業内容: 国土防衛および新規軍事技術の研究・開発
- 国土防衛事業: 対敵防衛、国境守備
- 国土奪還事業: 現在までの実績 『1591年遠征』『1592年遠征』『フロニンゲン遠征』『1597年遠征』『フランドル遠征』 等
- 人材派遣事業: 友好国への派兵事業(イングランド、フランス、ドイツ各領邦等)
- その他新規事業: 工兵学校の運営、軍事書の出版、規格砲の生産 等
- 事業所: 本部/ホラント州ハーグ市ビネンホフ 連邦議会気付
- 設立: 1588年1月1日
- 代表者: ヘネラール=アドミラール マウリッツ・ファン・ナッサウ
- 従業員数: 12,000名 ※グループ連結(1603年度)
- 資本金: 10万グルデン
- 売上高: 200万グルデン(1603年度)★前年比300%以上
求人メッセージ
はじめは、笑われた。 |
「こいつらとなら、死ねる」。 |
緻密な計算も、不断の訓練も、 |
「蛮勇」は前世紀の遺物。 共和国軍は更に新たな段階へ。 「反乱軍」と呼ばれていた頃と違い、今は既に組織戦の時代です。ですが、相手も学んできていますから、こちらも常に一歩先を行く努力を続けねばなりません。一緒に新しいことを考えていける若い力が必要です。待遇に関しては、ヨーロッパ一を自負しております。ぜひたくさんの方のご応募をお待ちしております。 フリースラント・フロニンゲン州総督 |
求人概要
◆共和国軍は時代のヒーローになりたい人を募集します。
スペインテルシオ倒してみませんか!◆
記憶に新しい「ニーウポールトの戦い」の大勝利で有名な、オランダ共和国軍がドイツ連隊将校を募集! 蘭・英・独・仏等国際的に活躍する、あのスター将軍たちと一緒に働いてみませんか? 一昨年設立された関連企業「オランダ東インド会社」の好調な滑り出しを受け、今後はさらなる増資と新規事業への参入を計画しています。給与支払遅延無し連続13年目という超安定団体(陸ナビ1603年度統計第1位)でもあります。今回はリプレイスおよび増員での複数名募集です!
1597年遠征時、オランダ共和国軍の遠征成功と
スペイン軍の東部撤退を報じたパンフレット記事
募集要項 【中隊長(大隊長候補)】
仕事の内容
【具体的には】
ドイツ出身者には嬉しい、ドイツ連隊中隊長職の募集です。
実際の戦闘時の指揮はもとより、平時の中隊の訓練、運営、他中隊との折衝などリーダーとして活躍していただきます。兵士の皆さんとコミュニケーションができる程度のドイツ語力があれば、出身はドイツに限りません。
◆直属の連隊長や大隊長、場合によっては総司令官とも直接話し合いのうえ中隊運営をおこないますので、新システムのオランダ軍ならではの裁量の大きさを感じながら仕事を進めていけます。
◆全ヨーロッパを相手にスキルを高めていけるのは大きな醍醐味です。ゆくゆくは新型の軍事システムを自国に持ち帰り、軍事分野の第一人者となることも夢ではありません。
対象となる方
世襲貴族家の出身の方 業界・職種未経験者歓迎
18歳以上60歳未満の方 ※「ユトレヒト同盟(1579)」従軍年齢規定遵守
★世襲貴族出身ではない方は、まずは別ページの【一般兵士職】からご応募ください。
※一般職からでも、あなたの頑張りによっては、数年で中隊長クラスに昇格も可能です!(実績若干名)
総指令: ナッサウ伯マウリッツ (37歳)
自身がエンジニアでもあります
【具体的には】
~以下のような志向・経験をお持ちの方、歓迎します~
●学習意欲と上昇志向をお持ちの方
●従軍経験または攻囲戦見学経験をお持ちの方
●大学での学習経験をお持ちの方(理系歓迎)
●その他、業界・業種を問わず、海外との折衝経験や王族・帝国諸侯とのコネクションをお持ちの方
~必須要件~
●世襲貴族家の出身であること ※要紹介状(書式不問)
●ネイティブレベルのドイツ語、およびフランス語またはラテン語いずれかのビジネスレベルの語学力
●プロテスタントを信仰していること(ルター派・改革派問わず)
●土木労働を厭わない、体力に自信のある方 ※共和国軍では将校も、城塞建設・塹壕掘削等の土木作業は必須です
★軍務経験年数は問いません。従軍未経験者可。
~歓迎要件~
●オランダ語またはイングランド語・スペイン語・イタリア語いずれかの語学力
●ギリシャ・ローマ古典の知識
●数学・築城学・弾道学等の専門知識
●火縄銃・マスケット銃または大砲の取扱経験
★異業界出身の仲間も多数活躍中!(前職は聖職者という仲間もたくさんいます!)
労働条件
- 勤務地: ハーグ、国境地域、ほかオランダ国内各地、海外出張有
→ 陸ナビ上の地域分類では…… 低地地方 - 勤務時間: 裁量労働制
- 給与: 月給制 月給100グルデン~300グルデン
※騎兵将校を希望される場合は、42日で1ヶ月(乗馬維持費込)の計算になりますのでご注意ください。
★経験を考慮の上、当軍規定に基づき優遇 - 【年収例】
- 1,500グルデン/入隊1年目/固定給月給100グルデン+掘削手当
- 3,000グルデン/入隊2年目・大隊長候補/固定給月給200グルデン+職能手当+掘削手当
※給与の見直しはプロジェクト毎! 短期間で大幅昇給も可能です。(実績多数)。
- 待遇・福利厚生
- 武器(共和国軍独自規格品)支給、希望により甲冑・乗用馬貸与
- 遠征時の交通費・宿泊費・食費全額補助
- 各中隊毎衛生兵および牧師常駐
- 掘削手当(日当)
- 各種報奨金、資格手当(大卒優遇)
- 労災、医療費補助制度(各連隊毎軍医常駐)、身代金貸付制度(1万グルデン上限)、遺族年金
- 退役金制度
- オランダ東インド会社株持株会優先加入権
- 休日・休暇: 完全週休1日制/日曜日、カレンダー上の祭日
- 保養・レクリエーション・スポーツ施設(自軍保有狩猟場等)
陸ナビインタビュー
~上司からのメッセージ~
ドイツ連隊連隊長 エルンスト=カシミール・ファン・ナッサウ (31歳)
■総指令のマウリッツ公に憧れて入隊した先輩たちも多いです
今回は私の隊の中隊長を若干名募集しています。その中でも特に優秀な即戦力の方には、ちょうど先日大隊長のポストが空きましたので、さっそく私の右腕として仕事をしていただくつもりです。最近では世代交代も進み、将校のほとんどが90年代の軍制改革「後」の若い将校です。旧来の年功序列型傭兵制度に二の足を踏んでいた方にも入りやすい環境だと思います。また給与の遅延も一切ありませんので、その点もご安心ください。ぜひ一緒に戦いましょう。お待ちしております。
~将校に聞く・その1~
■経験と人脈が必ず役立ちます
中隊長の仕事は、ひとつの隊をすべて自分で運営していくイメージです。軍事面だけではなく、多方面の知識と能力が求められますし、大変な仕事ですがやりがいはありますよ。とくにドイツ出身の皆さんなら、将来独立経営を考えている場合や、他国での仕官にも必ず役に立ちます。最近は各国君主による、オランダ軍出身者指定での引き抜きも増えてきています。共和国軍自体がかなりの多国籍軍ですので、海外出身の仲間との横のパイプができるのもポイントです。各国連隊対抗の大狩猟大会など、年数回のレクリエーションで交流を図っています。
~将校に聞く・その2~
フランス連隊連隊長 ガスパール・ド・コリニー=シャティヨン (20歳)
■風通しの良い隊風です
実は私は従兄のコネ入隊なのですが、コネや爵位は評価には全く関係ないですね。実力者が伸びていける隊風ですので、どんどん自分をアピールしてください。もともとこの低地地方は封建的な社交の盛んな地方ではありませんから、将校同士の付き合いにも格式ばった雰囲気はありません。先輩ともファーストネームに「さん」付けで呼びあっていますよ。また、私の兄は3年前に戦死していますが、遺族への補償も非常に充実しています。ご自分が捕虜になった際にも身代金の貸付制度があるなど、福利厚生は他軍に類を見ない水準だと思います。
~入隊後のイメージ~
● 冬入隊の場合、まずはシモン・ステフィン工兵学校(1600年設立)で、攻囲戦の基礎を学ぶゼミを受けていただきます。未経験者のかたはまずは冬入隊をおすすめいたします。
工兵学校では本格的なテキストを使用し、
一流講義陣による実践的なゼミが行われます
● 経験者の即日入隊の場合、さっそくフランドルの遠征地で中隊長の任務に就いていただきます。連隊長や大隊長、仲間の中隊長からOJTで、隊の指揮と攻囲技術の仕事を教えてもらうことになります。ドイツ連隊はとくに古参兵が多く手のかからない連隊ですので、経験者であればすぐに慣れていただけます。
~内定者メッセージ~
ゲオルク・フォン・ブラウンシュヴァイク=リューネブルク (22歳)
次の遠征から正式に将校として働けることになりました! オランダ軍のことは、あのニーウポールトの戦いをその場で見学していた、親戚の故ホルシュタイン公からよく聞かされていましたので、いつか戦う側として参加したいと思っていました。私のように兄がたくさん居て、でも聖職者になるのはちょっと…という人はとくに、格好の条件だと思います。また、山岳地域出身のかたは、ぜひ冬期ゼミも受けてみてください。低地地方の特性を生かした攻囲戦の方法が基礎から学べて、とても有益ですよ!
~ここがポイント!~
共和国軍ではユニークな報奨金制度があります。私も設問委員を務めることがありますが、不定期にマウリッツ公より高度な数学の設問が貼り出されます。この問題にチャレンジし正解された方、正解ではなくとも斬新な解法を試された方には特別報奨金が支払われ、中には入隊2年目、しかも19歳で砲兵中隊長に抜擢された方もいます。新兵から将軍まで、在籍者であればどなたでも参加可能な制度です。大学に匹敵する学習環境も整っていますので、学問を続けたい方にも最適な軍隊といえるのではないでしょうか。
▲本部外観
英国王・仏国王からも支援を受けています▲
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